マイカーの燃費、気になりませんか?

2008年07月15日

 昨今の燃料価格高騰もあってか、マイカーの燃費を気にする人がとても増えている。車を買い替えるときも、燃費の良し悪しは車種選定の重要な指標のひとつだ。しかし、肝心のドライバーが雑なアクセル操作で運転していると、いくち燃費の良い車に乗っていたところで、燃費は悪
くなってしまう。
 そこで今回は、ドライバーのアクセル操作によって、どこまで燃費に差が出るのかをテストした。
 テスト車は1500ccで、カタログに記載のある10・15モード燃費は18,2km/L。一定速度を保ちながら走るA車と、加減速を繰り返す波状速度のB車で、流れの良い高速道路約120kmを走行して燃費を比較した。
 その結果、一定速度で走ったA車は23,4km/L、波状速度のB車は15,6km/Lとなり、燃料1Lで走
れる距離に7,8kmもの違いが出た。これは、たとえば高速道路を100km走行したときに、B車のはうが2L以上も余計にガソリンを消費してしまうことになる。ガソリン代を1L160円とすると、340円以上もの違いとなる計算だ。
 今回のテストで行った波状速度の運転は頻繁な加減速の繰り返しだったが、時速10血くらいの範囲の速度変化は高速道路ではそうめずらしくはない。そのときのアクセル操作が雑で頻繁なほど、燃費は悪化する。
 しかも、高速道路は平坦と思われがちだが、標識では示されないような破やかな上り坂もたくさんある。景色が単調だったり対象物がなかったりすると、媛い上りになっていることを見た目だけで事前に発見するのは難しい。上り坂であることに気づかずに走っていると、知らず知らずのうちに速度が著しく遅くなってしまい、他事の走行を妨げるような交通流の乱れや渋滞、事故などの原因にもなりかねず、道路交通全体の燃費を考えたときにもマイナスだ。
 速度を一定に走るには、十分な車間を取りつつ交通状況の先を読み、勾配などの変化もいち早く感知して、それに合わせた丁寧なアクセル操作が必要となる。普段よく走る一般道路でも、巡航時などを利用して、こうしたアクセル操作を練習することができる。前を走る車の右左折な
どに影響されないように十分な車間を取ったり、立体交差などで速度が極端に変わらないように運転したりする。そういう意識で、常日ごろからハンドルを握ることが大切だ。
 JAFでは、こうしたアクセル操作を習得するための体験型エコドライブ講習会「エコトレーニング」を、全国各支部で実施している。
かをり トリュフ トイスチャー トリュフ

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Posted by obukomishi at 16:56│Comments(0)最新情報
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