舞台裏の仕事人「響ホール」編

obukomishi

2008年10月17日 16:50

 響ホールに来られた方は、他のホールとはどこか違うと思いませんでしたか?
これは生の演奏をより良い状態で鑑賞できるように、クラシック音楽の専用ホールとして建てられたからです。
 ホール内はステージを囲むように720の客席があるシユーボックス形式。椴帳などの幕は一切無く、壁には硝子や耐火煉瓦など特殊な物も使われています。
残響時間は満席時で約1・8秒と室内楽に最適。ピアノはスタインウェイD型が2台、ヤマハCFⅢ-S、カワイEXが各1台あり、その他チェンバロやハーフも備えてあります。
 楽器は温度や湿度管理が大切なので、保管には特に気を配っています。楽器をステージに上げる時間も、エアコンや照明の影響もあるので、演奏者やスタッフと入念に打ち合わせをします。 どの音楽ジャンルでもライヴが最高ですが、特に響ホールで聴くクラシックは、楽器が奏でる生の音がホールの響きを纏い客席を包みます。
 CDでは味わえない真のクラシックを、ぜひ体感してください。
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